■常任指揮者:石川 智己(ISHIKAWA Tomoki)

<コメント>

縁あってヒューマンハーモニー・オーケストラとご一緒させて頂く事になりました。

 

オーケストラで演奏するには楽器が上手でなくてはいけないと思っている方が多いと思います。

 

もちろん、それぞれの楽器の演奏が上手にできることにこしたことはありません。

 

しかし、それだけではなく、私がオーケストラで演奏する上で最も大事だと思っていることは「今、自分ができることを最大限発揮する」ということです。

 

これは楽器が上手な方でも意外とできていないことの多いのです。

 

そのオーケストラのメンバー、一人一人がそれぞれのできることを最大限発揮できたらきっと素敵な音楽が生まれてくると思っています。

 

ヒューマンハーモニー・オーケストラもそんな素敵なオーケストラの一つになれるように一緒に頑張っていきたいと思います。

 

そして、演奏会など様々なシーンでご一緒する皆さまともそうした素敵な音楽の時間を共有できたらと願っております。 

1976年、東京生まれ。6歳よりヴァイオリンを始める。

東京都立戸山高校でオーケストラをはじめ、独学で指揮を始める。

国際基督教大学で音楽学を専攻し、ICU CMS管弦楽団で3年間学生指揮者としても活動。同大在学中には大田区文化振興協会主催「アプリコ大学オーケストラフェスティバル1999」ならびに「同2000」の大学合同オーケストラにインスペクターとして参加。フェスティバル終了後、参加メンバーを中心に「アプリコシンフォニーオーケストラ」を設立。2009年春まで副団長として同オーケストラを音楽的に支えてきた。その後、東京音楽大学指揮科にて2年間指揮を学ぶ。

2007年末にInternational Joint Concert Orchestra (IJCO)ドレスデン公演においてベートーヴェンの第九をドレスデン・ルカ教会で指揮したのをはじめとし、2011年末のIJCOリューネブルク公演まで指揮し、いずれも好評を博す。また、旭川の北日本フィルハーモニー管弦楽団と共に、2008年の第20回定期演奏会の「ピーターと狼」を皮切りに、毎年主に協奏曲を中心に定期演奏会で指揮し、いずれも好評を博す。2009年には、母校ICUのCMS管弦楽団の「メンデルスゾーン生誕200年記念ドイツ演奏旅行」の指揮者として招聘され、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスならびにハンブルク・カタリーネン教会での演奏会を好評のうちに終了。また、2010年に若手演奏家と共に、Orchestra d’amore を設立し、音楽監督に就任。2007年よりIJCO音楽監督を、2008年よりジョイントコンサート国際委員会の音楽監督を2012年まで務めた。退任後、IJCOの趣旨を引き継ぎ、国内外での音楽交流を主たる目的とする、これまでにない常設の募集型オーケストラとして、Traum Symphoniker(トラウム ズィンフォニカー)を設立した。

指揮活動の傍ら(公財)大田区文化振興協会、ジョイントコンサート国際委員会、いわき芸術文化交流館アリオスに勤務するなど演奏会や国際交流事業の企画、運営等にも精通している。現在、Traum Symphoniker音楽監督、Premium Weekday Orchestra音楽監督・常任指揮者を務める他、音楽情報サイト「オケ専♪」主催の本番のない「平日午後のオーケストラ」の指揮者を務める。

指揮を井﨑正浩、岡田司、広上淳一、ヴァイオリンをカルロ・コンタリーニ、村尾尚己、音楽学を金澤正剛、伊東辰彦、音楽全般を後藤悠仁、島田一夫の各氏に師事。

 



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